GW中の5月1日(日曜日)に休暇村南伊豆さんと磯観察を実施しました。
おかげさまで、計40名の方々に参加していただきました。
当日は、小雨がパラつく中、何とか実施できて良かったです。
まず、こちらはイボイワオウギガニ。これはそこまでレアではなく、潮が引いていれば時々見かけることができます。はさみがとても強力で、巻き貝やヤドカリなどを貝殻ごと砕いて食べるヤツです。しかし、そんなイボイワオウギガニをお母さんが楽々と手づかみしていたのには、キャプテンも驚きました…笑!
そして、この子。これはキャプテンも初めて見たのですが、ネットと図鑑で熱心に調べましたところ、イロミノウミウシであることが判明しました。ちなみにこのイソギンチャクのようなものを”ミノ”と言います。ミノウミウシの仲間はイソギンチャクを食べるのですが、イソギンチャクが持っている刺胞(身を守るための毒針のような器官)を何と自分のものにしてしまうのです!つまり、背中のミノの先には毒針が仕込んであるということになります。でも、人間は素手で触っても大丈夫。
そして、この子も初めて見たのですが、調べてみると、クロスジニセツノヒラムシという子でした。通常のヒラムシと違って、黒と白の縞模様が何ともレアです。左側の角みたいになった2つが偽物の角で、触角の役割を果たしており、本当のツノではないので、ニセツノという名前になったようです。
たくさんの人で磯観察をすると、まだまだ見たことの無い海の生き物に出会えるので、本当に楽しいです。
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