先日、東海大学海洋学部環境社会学科の准教授お二方が泊まりで南伊豆まで来てくださいました。
そこに、山の代表としていしい林業の親方、海の代表として弓ヶ浜(湊区)の大野区長にも参加していただき、親睦会を開催させていただだきました。
今回は、ペンション弓ヶ浜の青木さんのところでお世話になりました。
南伊豆の海の幸を囲みながら、区長と親方の昔話で大盛り上がりしながらも、過去4年間を振り返りました。
1~3年目までは、ボランティアの学生15名前後で東海大エコツアーの開催を継続し、その成果が大学側にも認められ、李准教授によって今年から正式な授業となりました。
授業後の集大成であります東海大学付属小学生20名ほどを対象とした1泊2日のエコツアーは、2年目になる今年も大変評判が良く、「来年もぜひ、よろしくお願いいたします!」と小学校の先生方からも熱いプッシュがあったようです。
僕は5年前の7月に湘南の藤沢市から南伊豆に移住してきましたが、そこには大きな目的がありました。
それは、環境問題を解決していく一番の方法は環境教育の実践であり、具体的に言えば、大自然の中で思いっきり遊ぶことであり、その大自然がここ南伊豆には全て揃っていて(海・川・山・田んぼ・畑・温泉)、南伊豆が大学の環境教育のフィールドとなるような位置付けです。
その目的をクリアするには、僕には大きな大きな課題がありました。
それは、南伊豆の現場で活躍する海・山の職人を探すこと。
そして、彼らは環境教育という分野にも関心を持ってくださっていること。
そして、継続的に協力してくださること。
僕は、何度も海・山・大学に足を運び、関わってくださるたくさんの方とコミュニケーションを取り、お互いのメリットを見出し、説明し、先生方にも現場重視の授業を南伊豆で実施する意味を一生懸命に伝えてきました。
そして、僕にとっては、これ以上無い、山・海の達人が、かげでサポートしてくださっております。
どんな仕事でも大切なことは、とにかく”人”がそこには必ず介すということ。
その”人”に対して、一生懸命に働き、汗を一緒に流せば、必ずや協力してくだるという一心でここまで来ました。
この東海大のエコツアーが今後、何年にも渡り、南伊豆で実施できることを心より祈っています。
そういう意味で、先日の親睦会は、僕にとっては感無量の出来事でした。
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