伊豆新聞コラムVol.3

【伊豆っていいね!(2022年6月22日掲載)】

「勉強がいいね!」



今回のタイトルはちょっと可笑しいですよね。何で、伊豆で「勉強がいいね!」なの…?と。ちゃんと説明しますね。つまり、都会だとやることが多過ぎて、つまりはゆっくりと夕焼け空を眺めたり、ゆっくりと野鳥の声を聞いたり、ゆっくりと勉強する時間が取れないのです。でも、伊豆だと流れている時間がとてもゆっくりしているので、勉強にじっくりと打ち込もうと思えるのです。私の長男は今年から中学生になったのですが、当然、学期毎に期末試験がある訳です。すると、大抵の親は「勉強しなさい!」となる訳ですが、私の場合はちょっと違います。「じゃあ、親父も一緒に勉強するよ」と。そんなキッカケを長男からもらい、昨年位から勉強を再スタートしました。最後に勉強をしたのは、英語のTOEICという資格で、もう10年以上も前のことだったので、最初は勉強のやり方すら忘れていたような始末ですが、勉強癖が一度身に付くと、その癖を無くしてしまうのがちょっと勿体ないな〜と思うようになりました。昨年は仕事柄、潜水士と環境教育インストラクターの試験に挑戦し、今は電気工事士2種に挑戦中です。自分の家の電気工事くらいできたら良いよな〜とか、自家発電に大変興味があり、その工事をする際に持っていると便利だろうな〜と、昔から興味は持っていたのですが、それを中々実行できないでいました。5月末に電気工事士2種の筆記試験があったのですが、2週間前からの追い込みの甲斐もあり、100点満点中96点で合格しまして、今は実技試験に向けてケーブルをひたすら剥いてはコンセントやランプにそれらを繋げる…という作業をやっています。そんな様子を見て、「親父もやってるし、俺もやるか!」と長男の“やる気スイッチ”が少しでもONになると良いなと思っています。ちなみに我が家には、子ども部屋というものが無いので、リビングのテーブルに私と長男が向かい合う形で勉強をしています。長男から時々英語の質問などがあり、それに答える。そして、お互いの切りの良いところで「そろそろ寝るか」と1日を共に終える。ただそれだけのことなのですが、こういった普通ならキツイと思えるような勉強の時間も、私にとっては何とも至福な時間でもあるのです。

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