逢ヶ浜で見ることのできるナマコは、
・ムラサキクルマナマコ
・マナマコ
・ニセクロナマコ
・トラフナマコ
4種類です。
この中で食べることができるのは、マナマコだけで、他はほとんど食用には向きません。
この中のムラサキクルマナマコだけ、とても名前が長いので、ちょっとユニークな名前だな〜とずーっと思っていまして、ちょっと調べてみました。
すると、全体の色が紫色だから”ムラサキ”、そして、ナマコというのは骨片と呼ばれている微小の骨が皮の下にあるのですが、その断面図がムラサキクルマナマコについては車輪状をしているので、”クルマ(車)”ということなのです。いや〜面白いですね。
それが下の画像です(こちらから画像を拝借しました)。
雪の結晶のようで、とってもキレイ!
そして、下の画像は、先日の東京都杉並区の小学6年生と一緒に行った磯観察の時に、生徒が捕まえたムラサキクルマナマコの子供。
子供サイズのムラサキクルマナマコは皮の色がまだ透明なので、中身が透けて見えます。
ナマコというのは砂や泥を食べて、その中から有機物を取り、その残った砂だけを排泄します。つまり、腐食物を食べる一種の掃除屋さんなんですが、その砂がよく見えていますよね。こうしたサイズのナマコを子ども達に見せることは、とても貴重なんです。
ナマコって、他にも色々と面白い生態をしているので、本なども購入し、更に調べてみたいと思います。
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