たかがサーフィン、されどサーフィン。

昨日の弓ヶ浜は本当に素晴らしかったです。

天気は快晴、風は岸から海へ向かう緩めのオフショア、波はセット頭ほど、人も少なく、ちょっと早めのブレイクですが中には非常に切れた波もあり、何ともピースでアロハなハワイな雰囲気。

海の上で一緒になった大学の後輩や、弓ヶ浜でペンションを経営するご夫婦と、皆で終始笑顔。

セットの波を掴み、テイクオフをした瞬間、自然と「フォー」という声と共に手で万歳をしてしまいました。

20140930

波乗りって、わずか5秒、10秒、15秒をサーフボードの上で自由にダンスをする訳ですが、そのたったわずかな10秒ほどの快楽を求めて、2時間近くサーフボードの上に座ってるんです。

わずか10秒のために2時間です。

そこには、儲かるとか、魚を多く捕るとか、美味しいとか、そういう世界はゼロのフィールドです。

ただただ座って、雲の形や流れだとか、海の色と空の色の青の違いだとか、風の臭いだとか、森の様子を見て秋を感じたり、新緑の季節を感じたり、ボラが跳ねる様子を見て「何で跳ねるんだろう?」とか、段々と「自分の悩みなんかが凄く小さなことで、ただ今日も波乗りができた喜びを存分に味わおう」とか、「今日、家に帰ったら、今日も皆が元気でいれたことに感謝をしよう」とか、そういう穏やで安らかな気持ちになり、「タルヲシル」精神に落ち着いてきます。

そして、海水というのは、やっぱり凄いみたいです。

様々な病気を治療する方法として「海水を温めて飲む」というのがあります。

また、人間の皮膚は浸透性を持っていますので、海水に浸かっていると、海水を少しずつ体の中に浸透している訳です。

それが、とても身体に良いのです。

だから、サーファーも、漁師も、海に浸かったり、海水に触れたりする人は、元気なんですね。

僕は海の素晴らしさなんていうのは、後からその効用などを知って、「やっぱりね!」という感覚なのですが、そういうのって、身体が自然と分かっているんですね。つまり、五感ですね。

『海に入ると、心も身体も元気になる』

そして、当たり前の日々に手を合わせて感謝をしたくなる。

そして、その感謝は、やがては、海をはじめ、自然を大切にしようと思うことに繋がっていきます。

もちろん、シュノーケリングでも、磯観察でも、海を好きにはなれます。

でも、サーフィンが凄いのは、波に乗るということの中にこそ、真髄があるように思えます。

自分、波、サーフボード、風、太陽、そこにある全てのリズムがピタッと繋がり、正に地球と一体となる感覚を一瞬味わうことができるんです。

これは、シュノーケリングで数万匹のキビナゴに身体を包まれるその時間よりも短い時間ですが、それよりも、はるかに感動しますし、病み付きになります。

そして、波に乗るということは、色々なタイプの波に乗ることになります。

早い波、遅い波、掘れている波、とろい波、激しい波、穏やかな波、男性っぽい波、女性っぽい波・・・。

そのそれぞれに良さがあり、そのそれぞれに癖があります。

ですが、どんな波にも良さがあるものです。

その良さというものを波の中に見出せた時、その力を今度は、人間関係、家族、日々の暮らし、ビジネスなどの中で応用することができます。

どこの国に行っても、誰とでも、仲良く、ピースにできます。

たかがサーフィン、されどサーフィンなのです。

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