”はばのり”って知ってます?
この時期(1月20日頃の大寒の時期)になると、波があたるような岩にたくさんくっついている海藻です。
色は茶褐色で、見た目はカジメの小さい感じ。
サイズは5〜15cmくらいで、5〜10の葉が束になってます。
これを1つずつ手で摘んでいきます。
昨晩、摘みたての”はばのり”と亀の手のお味噌汁をいただきましたが、ワカメよりも歯ごたえがあり、磯の香りも濃く、とても美味しかったです。
残った”はばのり”は、下敷きくらいのサイズにして、今、庭で乾燥中です。
乾いた”はばのり”は火であぶって、細かくちぎって、ごはんにかけて、ちょろ〜とお醤油をかけると美味しいみたいです。あ〜、美味しそ!
古くから「幅をきかす」という意味も込められた縁起物。旬を迎えるこの時期には、知る人ぞ知る季節の味として楽しまれています。
南伊豆の地元の人に聞くと「この時期に”はばのり”を食べないと、春がくるーって感じがしない」と言っていました。
”はばのり”は1枚1,000円以上もする高級なもので、あまり外には出回らないらしいです。
海の近くに住んでいる人だけしか食べることのできない、贅沢な海の恵みに感謝ですね。
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