これらは山桜、スダジイ(しいの木)などの枝や幹です。
これら全てが大切なエネルギー源となります。
燃焼率が最も良いと言われている20%ほどまでに水分を下げるために、1年ほど屋外で乾燥させます。
それらの薪を薪ストーブの燃料としたり、海で採ってきたひじきを煮たり、餅米を蒸したり、子ども達とキャンプファイヤーをする時などに使います。
灰は畑に撒けば、肥料になります。
中々分解できないプラスチックとは違って、木は小さな虫たちや微生物たちが瞬時に分解してくれます。
そうやって、自然の中にあるものを少しだけ頂戴して、日々田舎暮らしをしていると、その辺りに落ちている枯れ葉や枝も見え方が違ってきます。
木を切り、木を集め、木を乾燥させ、木を燃やす…といった工程には、それなりの体力と時間を要します。
ですが、その過程も含め、肉体的にも精神的にも非常に心地良いのです。
薪ストーブの火に温まりながら、その木の軌跡を想う。
そうした想像力を働かせる時間も、自分には何かとても大切な時間のように感じてならないのです。
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